傷口に辛子とか唐辛子とか塗り込んだらそりゃあ痛いよね
こんばんは、千尋です。昨日から腹痛が続いており皆様の応援コメなどに返信できてないのが申し訳ないです。だいぶ良くなってきたのでこのブログを書いたらきちんと返信させていただきます。
さて、昨日は「鳥獣戯画」の話をしました。更にあるじ会の帰りにはクレーンゲームで「鬼灯の冷徹」に出てくる芥子ちゃんといううさぎのぬいぐるみをゲットしました。という訳でうさぎにかなり縁があるようなので、今日は芥子ちゃんを紹介しつつ、とある昔話について説明します。
まず、芥子ちゃんというのは地獄で獄卒をやっているうさぎです。

性別はメスであり、非常に女の子らしく優しい真面目な性格です。・・・ですが・・・

「狸」という言葉を聞いただけで豹変し、圧倒的な武力で倒します。ちなみに作中のお祭りでは「狸汁」を売っていました。
さて、なんでこの芥子ちゃんが狸を憎んでいるのかというと、昔話の「かちかち山」が関係しています。かちかち山は皆様もご存知でしょう。おじいさんやおばあさんに迷惑をかけるいたずら狸をうさぎが懲らしめる話です。・・・ですが、皆様は知っていますか??この話の原作の残酷さを。
恐らく現代だと最後に狸は改心して皆で仲良く、というエンディングになっているはずです。だけど昔の話はそんなヤワじゃあない。以下に簡単に原作のあらすじを載せましょう。
昔ある所に畑を耕して生活している老夫婦がいた。
老夫婦の畑には毎日、性悪なタヌキがやってきて不作を望むような囃子歌を歌う上に、せっかくまいた種や芋をほじくり返して食べてしまっていた。業を煮やした翁(おきな)はやっとのことで罠でタヌキを捕まえる。
翁は、媼(おうな)に狸汁にするように言って畑仕事に向かった。タヌキは「もう悪さはしない、家事を手伝う」と言って媼を騙し、縄を解かせて自由になるとそのまま媼を杵で撲殺し、その上で媼の肉を鍋に入れて煮込み、「婆汁」(ばばぁ汁)を作る。そしてタヌキは媼に化けると、帰ってきた翁にタヌキ汁と称して婆汁を食べさせ、それを見届けると嘲り笑って山に帰った。翁は追いかけたがタヌキに逃げられてしまった。
翁は近くの山に住む仲良しのウサギに相談する。「仇をとりたいが、自分には、かないそうもない」と。事の顛末を聞いたウサギはタヌキ成敗に出かけた。
まず、ウサギは金儲けを口実にタヌキを柴刈りに誘う。その帰り道、ウサギはタヌキの後ろを歩き、タヌキの背負った柴に火打ち石で火を付ける。火打ち道具の打ち合わさる「かちかち」という音を不思議に思ったタヌキがウサギに尋ねると、ウサギは「ここはかちかち山だから、かちかち鳥が鳴いている」と答え、結果、タヌキは背中にやけどを負うこととなった。
タヌキのやけどが治ると、最後にウサギはタヌキの食い意地を利用して漁に誘い出した。ウサギは木の船と一回り大きな泥の船を用意し、思っていた通り欲張りなタヌキが「たくさん魚が乗せられる」と泥の船を選ぶと、自身は木の船に乗った。沖へ出てしばらく立つと、泥の船は溶けて沈んでゆく。タヌキはウサギに助けを求めるが、逆にウサギに艪で沈められてしまう。タヌキは溺れて死に、こうしてウサギは見事媼の仇を討った。
・・・うん、えげつない話ですよね(笑)ちなみにまだまだえげつなさを示す話はありまして、狸がおじいさんから逃げるとき「爺が婆汁食った、やい」と歌いながら逃げるとか、尾形月耕によって描かれた絵が

明らかにとどめをさしにかかってたりします。まあ、仲の良いお婆さんを惨殺されれば凄まじい恨みを持つのも分かりますね。まあ、芥子ちゃんは獄卒でそのエネルギーを仕事に活かしているのである意味では天職につたと言えるのかもしれないですね(笑)
ところで、かちかち山以外にも実はもっとえげつないストーリーだった、という昔話は国を問わずあります。こういった話もそのうち紹介して行きたいですね。ちなみに「鬼灯の冷徹」ではそういった原作についても触れられてたりするので一読の価値はあると思います。

芥子ちゃんは1巻から出てきます。
それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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まず、芥子ちゃんというのは地獄で獄卒をやっているうさぎです。

性別はメスであり、非常に女の子らしく優しい真面目な性格です。・・・ですが・・・

「狸」という言葉を聞いただけで豹変し、圧倒的な武力で倒します。ちなみに作中のお祭りでは「狸汁」を売っていました。
さて、なんでこの芥子ちゃんが狸を憎んでいるのかというと、昔話の「かちかち山」が関係しています。かちかち山は皆様もご存知でしょう。おじいさんやおばあさんに迷惑をかけるいたずら狸をうさぎが懲らしめる話です。・・・ですが、皆様は知っていますか??この話の原作の残酷さを。
恐らく現代だと最後に狸は改心して皆で仲良く、というエンディングになっているはずです。だけど昔の話はそんなヤワじゃあない。以下に簡単に原作のあらすじを載せましょう。
昔ある所に畑を耕して生活している老夫婦がいた。
老夫婦の畑には毎日、性悪なタヌキがやってきて不作を望むような囃子歌を歌う上に、せっかくまいた種や芋をほじくり返して食べてしまっていた。業を煮やした翁(おきな)はやっとのことで罠でタヌキを捕まえる。
翁は、媼(おうな)に狸汁にするように言って畑仕事に向かった。タヌキは「もう悪さはしない、家事を手伝う」と言って媼を騙し、縄を解かせて自由になるとそのまま媼を杵で撲殺し、その上で媼の肉を鍋に入れて煮込み、「婆汁」(ばばぁ汁)を作る。そしてタヌキは媼に化けると、帰ってきた翁にタヌキ汁と称して婆汁を食べさせ、それを見届けると嘲り笑って山に帰った。翁は追いかけたがタヌキに逃げられてしまった。
翁は近くの山に住む仲良しのウサギに相談する。「仇をとりたいが、自分には、かないそうもない」と。事の顛末を聞いたウサギはタヌキ成敗に出かけた。
まず、ウサギは金儲けを口実にタヌキを柴刈りに誘う。その帰り道、ウサギはタヌキの後ろを歩き、タヌキの背負った柴に火打ち石で火を付ける。火打ち道具の打ち合わさる「かちかち」という音を不思議に思ったタヌキがウサギに尋ねると、ウサギは「ここはかちかち山だから、かちかち鳥が鳴いている」と答え、結果、タヌキは背中にやけどを負うこととなった。
タヌキのやけどが治ると、最後にウサギはタヌキの食い意地を利用して漁に誘い出した。ウサギは木の船と一回り大きな泥の船を用意し、思っていた通り欲張りなタヌキが「たくさん魚が乗せられる」と泥の船を選ぶと、自身は木の船に乗った。沖へ出てしばらく立つと、泥の船は溶けて沈んでゆく。タヌキはウサギに助けを求めるが、逆にウサギに艪で沈められてしまう。タヌキは溺れて死に、こうしてウサギは見事媼の仇を討った。
・・・うん、えげつない話ですよね(笑)ちなみにまだまだえげつなさを示す話はありまして、狸がおじいさんから逃げるとき「爺が婆汁食った、やい」と歌いながら逃げるとか、尾形月耕によって描かれた絵が

明らかにとどめをさしにかかってたりします。まあ、仲の良いお婆さんを惨殺されれば凄まじい恨みを持つのも分かりますね。まあ、芥子ちゃんは獄卒でそのエネルギーを仕事に活かしているのである意味では天職につたと言えるのかもしれないですね(笑)
ところで、かちかち山以外にも実はもっとえげつないストーリーだった、という昔話は国を問わずあります。こういった話もそのうち紹介して行きたいですね。ちなみに「鬼灯の冷徹」ではそういった原作についても触れられてたりするので一読の価値はあると思います。
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芥子ちゃんは1巻から出てきます。
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