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ある意味では神より髪の方が大事なのである

こんばんは、千尋です。ハロウィンのブログに引き続いてもう一個記事を書いてみますよ!!

今日は美容院に行ってカット&パーマをしてきたのですが、美容師さんに「少し頭皮が硬い」と言われてしまいました。やはり男ですので薄毛が怖い訳です・・・頭皮ケアをしなければですね。

それでパーマの待ち時間の間に「美容室と関係ありそうな妖怪いないかな?」と考えていたら、わりかしすぐに思い付きました。というかまんま過ぎる妖怪がいました(笑)それがこちらの妖怪です。

髪切り1
佐脇嵩之『百怪図巻』より

その名も「髪切り」です。ね、まんまでしょう?(笑)

この髪切りというのはその名の通り「人の髪を切る妖怪」です。切ると言っても美容師なわけじゃなく、知らないうちに人の髪を切って去ってしまうと言われています。こいう妖怪というのは根も葉もないところから生まれる訳ではありません。当然、突然人の髪が切られるということがあったのでしょう。昔の人はそれを「妖怪のしわざ」とみなしたわけですね。彼らは「狐」あるいは「恐ろしい虫」の仕業だと考えていたようです。


・・・・ですが、考えてみてください。特に人を傷付けることもなく「髪だけを切る」という妖怪ってあまりにもニッチというか限定され過ぎな妖怪ですよね。実は髪切りによる被害、大半が「人間の仕業」と言われています。もっと言えば、史において髪切りに髪を切られたという被害者、圧倒的に女性が多いのです。もうこの時点で説明するまでもない気がしますが、どうも女性の頭髪を刃物などを使用して切る行為に快楽を感じる嗜好者の仕業が多かったらしく、江戸時代ですら御用になった人もいたのだとか・・・

また、かつら屋が商売のためにそういった事件を引き起こした、という説もあります。1771年頃、江戸や大阪で髪切騒動が続いたことがあったそうなのですが、その時逮捕されたのはかつら屋と修験者だったそうなのです。要するに、髪を切られた人がかつらを買うように仕向けた、というわけですね。修験者は髪切りから身を守る「御札」を売るために自作自演をしたということが疑われたようです。もっとも、彼らはスケープゴートにされた可能性もあるようですが。

このように、実際に人間が行ったと認められるケースがかなり多いのです。もしかしたら髪だけを切る妖怪もいるかもしれないですけどね。

ちなみに、髪切りはおなじみ「妖怪百姫たん」
では残念ながら登場しません。似た妖怪は登場するのでいつか説明します。しかし、もう一つのおなじみとなりつつある「鬼灯の冷徹」には髪切りが登場します。

チャラ髪切り

チャラい美容師として(笑)まあ、この後、主人公によって悲しい目に合うのですが・・・

そんなゆるい地獄を描いた「鬼灯の冷徹」を皆様も是非お読みください(宣伝)(笑)

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感想(2件)



ちなみにチャラい髪切りは14巻に出てきます。


それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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