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茨城のビールから日本人が学ぶべきこと⑧

こんばんは、千尋です。早いもので9月も終わろうとしております。今週の土曜日にはもう10月ですからね。そして日曜日には僕にとってとても楽しみなイベントがあります。これは日曜日にまたブログで書くことでしょう。


さてさて、ビールについて書くのも今回目で8回目となります。それでもまだまだビールについて書ききれていません。それだけビールが奥深いということでしょう。ところで昨日は「スタウト」について書き「日本のスタウトは上面発酵か下面発酵か、という店の制限はない」と書きました。本来スタウトというのはエールの一種ですので上面発酵なのですが、日本の法律ではそこに言及されてないためです。そのことからか、どうも日本では「スタウト=黒ビール」という認識が強いような感じがします。

この認識、決して間違いではありません。ですが「黒ビール=スタウトのみ」というのは間違っており、正確には「スタウト=黒ビールの一種」というのが正しいです。では「他の黒ビール」にはどんなものがあるのでしょうか?実は、日本でスタウトといわれるビールの多くが「シュヴァルツ」と言われるビールです。本日はこの「シュヴァルツ」について説明していきたいと思います。

シュヴァルツとは下面発酵(ラガー)で製造されるビールのスタイルの一つであり、ドイツのバイエルン地方が発祥と言われています。シュヴァルツというのはドイツ語で「黒い」という意味であり、その名の通り黒色のビールである。チョコレートやコーヒーのようなアロマ(鼻で感じる香りのこと。口で感じる香りをフレーバーという)があることがシュヴァルツの特徴です。アルコール度数は4.1%から5%とスタウトに比べて低いです。また、ビールの黒色はローストされたモルトに由来し、香ばしさと苦味、ラガーらしいすっきりした後味もあるが、甘味を感じさせることも多いビールです。

シュヴァルツで有名なビールというと間違いなく挙げられのが「ケストリッツァー」です。

ケストリッツァー1

ケストリッツァーは、旧東ドイツ・ライプチヒの南東50kmに位置するバート・ケストリッツ村にて1543年に創業されたことからその名が来ており、未だに伝統的な原料を使用して醸造されています。味わいは上品で軽快であり、詩人ゲーテがこよなく愛したビールとしても非常に有名です。まずはこのケストリッツァーを味わってみることをお勧めします。以下にリンクを貼っておきます。

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感想(3件)





ところで、シュヴァルツの定義ですが、かなり細かく厳しく決められています。「ビアスタイル・ガイドライン1208」では

・色合いは、ダーク・ブラウンからブラックまでの範囲。
・ローストした麦芽の風味。
・ローないしミディアム・レベルの甘味。
・高温焙焦モルトに由来する渋味があってはならない。
・ボディはミディアム。
・ホップの苦味はローからミディアムの範囲。
・ノーブル・タイプのホップを使用し、アロマとフレーバーのいずれも非常に低レベルに抑えること。ただし皆無ではなく感じられる程度は必要。
・フルーティーなエステル香とダイアセチルの香りがあってはならない。
・アルコール度数は3.8%から5%
・SRM 25から30


かなり細かいですよね。ですが、このこだわりこそがドイツビールの伝統であり、その美味しさを生んでいるといってもいいでしょう。ちなみに、ある意味でこの逆を突っ走っているのがベルギービールだったりします(笑)


さて、最近記事が長くなり気味なので、今回はこの辺で記事を終わりにしましょう。次回も様々なことを書いていきたいと思います(*^_^*)

それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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