茨城のビールから日本人が学ぶべきこと⑦
こんばんは、千尋です。気付いたら夕御飯を食べてません(笑)流石にフラフラしてるので、この記事を書いたら夜食でも食べます。
さてさて、今回はビールについてまた書いていこうと思います。以前の記事では、ダークエールはポーターとスタウトという二種類に分類される、ということを書きました。もう一度簡単な説明を書いておきますと、以下のような感じです。
ダークエール
ダーク・エールは、濃く焙煎した大麦麦芽を使用して醸造するエールビールです。かつては「ポーター」と呼ばれたロンドンのスタイルであり、次第にロンドンでは衰退していったものの、近年北アメリカのシエラ・ネバダ等で復活しています。ポーターの色は茶色から黒まで幅広く、アルコール度数の強いものは「スタウト・ポーター」また「スタウト」として知られています。
このような感じです。そしてこの前は「ポーター」について説明致しました。
ポーター⇒18世紀に開発されたビールで、焙煎した茶色麦芽を用いた点が特徴。焦がした麦芽の芳香とホップの苦さが味わえ、いわばコーヒーのような風味がするビール。「ポーター」という名称は、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)が好んで呑んだ事から来ている。
そして、オススメとして「フラーズ ロンドンポーター」と「デイ オブ ザ デッド ポーター」の二つを紹介しました。


これがおおよその記事でした。そして今回はもう一つのダークエールである「スタウト」について説明していきたいと思います。
スタウトを簡単に説明すると「黒くなるまでローストした大麦を使用し、上面発酵によって醸造されるもの」となります。ですが、ポーターの度数が強いものを指すこともしばしばあるようです。つまり、結構度数がビールの中では高い方です。
そして「ポーター」という単語を知らなくとも「スタウト」という単語を何となく知っている方は多いのではないでしょうか。それはスタウトで代表的なビールが多くの日本人にも愛されているからだと思います。そのビールとは・・・

そう、ギネスです!!日本のコンビニでも簡単に買えるし美味しいので飲んでる方も多いのではないかと思います。「えっ、ギネスってスタウトだったんだ!?」という方もいらっしゃるのかもしれませんが、知らないうちにスタウトを飲んでいた、という訳です(笑)ですので、味も何となくイメージが湧きやすい気がするのですが「濃厚で苦味が強い」の一言に尽きます。
スタウトに関しての説明はこんな感じになります。「ポーターの度数を上げて味を濃くしたもの」という認識でもある程度は正しいです。
・・・あれ、これだけ?と思われる方もいるかもしれません。いえいえ、ここからが面白い話なのです。それは・・・
「日本で定義されるスタウトは、本来のスタウトではない場合がある」
ということなのです。これもまた「ベルギービールの中には、日本において発泡酒に分類されるものがある」と同様、日本の法律によるものなのです。
日本の「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」でスタウトは「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」と定義されています。確かにその通りです。「何がおかしいの?」と思った人もいらっしゃるでしょう。ですが、よくよく考えてみて下さい。そもそも「スタウト」とは「ダークエール」の一種です。当然、ダークエールとはエールです。
ここまで書くと気付いた人がいらっしゃるかもしれませんが引き続き説明をします。エールの定義に「上面発酵で醸造される」というのがあります。つまり「スタウト=上面発酵で醸造される」ということになりますが、ここで再び「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」を見てみましょう。
「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」
そう、ここには一言も「上面発酵」というワードがないのです!!そのため、日本では「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」さえ満たしていれば下面発酵であろうと「スタウト」と呼んでも何ら問題ないのです。例えば「ヱビス スタウト クリーミートップ」がこれに該当します。全体的に日本の黒ビールには下面発酵が多いようです。世界の黒ビールの中にも下面発酵で醸造されるものがありますし、これはこれで面白いと僕は思います(*^_^*)美味しく醸造されているビールを美味しく飲むことが一番大事ですからね!!
さて、今回も僕が好きな「スタウト」を紹介したいと思います。先程「ギネス」を紹介しているので、今回は一種類の紹介にします。

同じギネスでもこちらは「エクストラスタウト」です。僕が英国に住んでいた頃アイルランドに旅行にしたことがあるのですが、その時味わったビールです。スタウトなのですが、程よい軽さを持っていてとても飲みやすいビールです。ただ、日本に輸入されている「ギネス エクストラスタウト」の中には酸化で味が変化しているものもあるのでご注意を!!
しかし、こうやってビールのことを記事にすると月曜日なのに飲みたくなってしまいます(笑)今回はこの辺にしておきましょうか。
それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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さてさて、今回はビールについてまた書いていこうと思います。以前の記事では、ダークエールはポーターとスタウトという二種類に分類される、ということを書きました。もう一度簡単な説明を書いておきますと、以下のような感じです。
ダークエール
ダーク・エールは、濃く焙煎した大麦麦芽を使用して醸造するエールビールです。かつては「ポーター」と呼ばれたロンドンのスタイルであり、次第にロンドンでは衰退していったものの、近年北アメリカのシエラ・ネバダ等で復活しています。ポーターの色は茶色から黒まで幅広く、アルコール度数の強いものは「スタウト・ポーター」また「スタウト」として知られています。
このような感じです。そしてこの前は「ポーター」について説明致しました。
ポーター⇒18世紀に開発されたビールで、焙煎した茶色麦芽を用いた点が特徴。焦がした麦芽の芳香とホップの苦さが味わえ、いわばコーヒーのような風味がするビール。「ポーター」という名称は、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)が好んで呑んだ事から来ている。
そして、オススメとして「フラーズ ロンドンポーター」と「デイ オブ ザ デッド ポーター」の二つを紹介しました。
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これがおおよその記事でした。そして今回はもう一つのダークエールである「スタウト」について説明していきたいと思います。
スタウトを簡単に説明すると「黒くなるまでローストした大麦を使用し、上面発酵によって醸造されるもの」となります。ですが、ポーターの度数が強いものを指すこともしばしばあるようです。つまり、結構度数がビールの中では高い方です。
そして「ポーター」という単語を知らなくとも「スタウト」という単語を何となく知っている方は多いのではないでしょうか。それはスタウトで代表的なビールが多くの日本人にも愛されているからだと思います。そのビールとは・・・
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そう、ギネスです!!日本のコンビニでも簡単に買えるし美味しいので飲んでる方も多いのではないかと思います。「えっ、ギネスってスタウトだったんだ!?」という方もいらっしゃるのかもしれませんが、知らないうちにスタウトを飲んでいた、という訳です(笑)ですので、味も何となくイメージが湧きやすい気がするのですが「濃厚で苦味が強い」の一言に尽きます。
スタウトに関しての説明はこんな感じになります。「ポーターの度数を上げて味を濃くしたもの」という認識でもある程度は正しいです。
・・・あれ、これだけ?と思われる方もいるかもしれません。いえいえ、ここからが面白い話なのです。それは・・・
「日本で定義されるスタウトは、本来のスタウトではない場合がある」
ということなのです。これもまた「ベルギービールの中には、日本において発泡酒に分類されるものがある」と同様、日本の法律によるものなのです。
日本の「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」でスタウトは「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」と定義されています。確かにその通りです。「何がおかしいの?」と思った人もいらっしゃるでしょう。ですが、よくよく考えてみて下さい。そもそも「スタウト」とは「ダークエール」の一種です。当然、ダークエールとはエールです。
ここまで書くと気付いた人がいらっしゃるかもしれませんが引き続き説明をします。エールの定義に「上面発酵で醸造される」というのがあります。つまり「スタウト=上面発酵で醸造される」ということになりますが、ここで再び「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」を見てみましょう。
「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」
そう、ここには一言も「上面発酵」というワードがないのです!!そのため、日本では「ビールの表示に関する公正競争規約・第4条」さえ満たしていれば下面発酵であろうと「スタウト」と呼んでも何ら問題ないのです。例えば「ヱビス スタウト クリーミートップ」がこれに該当します。全体的に日本の黒ビールには下面発酵が多いようです。世界の黒ビールの中にも下面発酵で醸造されるものがありますし、これはこれで面白いと僕は思います(*^_^*)美味しく醸造されているビールを美味しく飲むことが一番大事ですからね!!
さて、今回も僕が好きな「スタウト」を紹介したいと思います。先程「ギネス」を紹介しているので、今回は一種類の紹介にします。
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同じギネスでもこちらは「エクストラスタウト」です。僕が英国に住んでいた頃アイルランドに旅行にしたことがあるのですが、その時味わったビールです。スタウトなのですが、程よい軽さを持っていてとても飲みやすいビールです。ただ、日本に輸入されている「ギネス エクストラスタウト」の中には酸化で味が変化しているものもあるのでご注意を!!
しかし、こうやってビールのことを記事にすると月曜日なのに飲みたくなってしまいます(笑)今回はこの辺にしておきましょうか。
それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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