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茨城のビールから日本人が学ぶべきこと⑥

こんばんは、千尋です。金曜日ですしバーに行こうかなと考えつつこのブログを書いてます。今回はビールについて、というよりエールについて更に書いていこうかな、と考えています。本当のこと言うと「金魚草」について書きたかったのですが、あまりにもマニアック過ぎる危険性を感じ得なかっもので(笑)これはまた後に回します。


話をビールに戻します。以前、エールについて書いた時、エールには様々な種類があり、の違いは製造法というよりは材料で決まってくると説明しました。その時に載せたのが以下の説明です。

①ペールエール
ペールエールは、淡い色の大麦麦芽を使用して醸造したもののことです。イギリスのパブのビターが代表的ながペールエールです。アルコール度数は 3% から 4% 以上で、最高でバーレーワインの 12% です。ホップの度合いも様々で、ほとんど気づかないレベルからダブル・インディア・ペールエールの例のように 100 IBU 超まで幅広いものです。

②レッド・エール
レッド・エールはアイルランド発祥のエールビールです。麦芽に加え、焙煎した大麦のため僅かに赤い色となるためこの名前がついてます。一般的にかなり低アルコール(一般に 3.5%)です。レッド・エールはイギリスのエールより苦味とホップの香りが弱く、麦芽とキャラメルの香りがします。

③ブラウン・エール
ブラウン・エールは色の濃い大麦麦芽を使用して作るエールビールです。イギリスのマイルド・エールとベルギーのオード・ブラインが有名です。ホップが軽く、かなり口当たりのよい風味です。

④スコッチ・エール
スコッチ・エールはモルトの効いた、色の濃いビールとして世界的に使われています。もともとはスコットランド発祥です。麦芽は僅かに焙煎、または(ウィスキーのように)燻煙され、タフィーの風味付けがされます。


これらはエールの種類の中の一部ですが、かいつまんで説明すると「色」の違いが特徴で、それは麦芽や大麦の種類であったり焙煎の有無で決まる「色」の違いが特徴で、それは麦芽や大麦の種類であったり焙煎の有無で決まる、ということです。この違いは地域ごとの気候や文化で決まってきます。そして、当然味の違いも生まれてくるわけです。


これが前回の文そのままのものです。実は、この時僕は敢えて一つ説明を省いたものがあります。それが本日説明する「ダークエール」になります。

ダークエール
ダーク・エールは、濃く焙煎した大麦麦芽を使用して醸造するエールビールです。かつては「ポーター」と呼ばれたロンドンのスタイルであり、次第にロンドンでは衰退していったものの、近年北アメリカのシエラ・ネバダ等で復活しています。ポーターの色は茶色から黒まで幅広く、アルコール度数の強いものは「スタウト・ポーター」また「スタウト」として知られています。


これが簡単なダークエールの説明ですが、お気づきになった読者の方々もいらっしゃるのではないでしょうか?そう、このダークエールとは「ポーター」「スタウト」という2種類に分類されるのです。ダークエールという言葉は知らなくとも「ポーター」「スタウト」という言葉を知っている、あるいは聞いたことのある方々は多いと思います。それに「エール」全体の説明をしてからさらに細分化したほうが分かりやすい気がしたのであえて「ダークエール」は後回しにしていました。

ということで本日はダークエールの一つである「ポーター」について説明していきたいと思います。ポーターは18世紀に開発されたビールで、焙煎した茶色麦芽を用いた点が特徴です。焦がした麦芽の芳香とホップの苦さが味わえ、いわばコーヒーのような風味がするビールです。通常は硬水ではなく軟水で醸造されます。「ポーター」という名称は、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)が好んで呑んだ事から来ているそうです。

しかし、このポーターというビールは発祥したロンドンでは一時期衰退してしまいます。というのも、このポーターというビールは醸造に18ヶ月ほどかかるビールで手間がかかったこと、次第に味がロンドンの人々に好まれなくなってしまったそうなのです。とはいえ、やはり良いビールに違いはなく上述したアメリカ、またイギリスでもリバイバルという形で生産されるようになっています。いわば「古くて新しいビール」というわけです。日本でもビールバーに行けば飲めるものであり、比較的メジャーなビールだと思います。

そしてこのビールの最大の特徴は「飲み方」にあります。といっても不思議な飲み方をするものではありません。個人の好みによりますが瓶で飲もうと専用グラスを使おうとそれは自由です。ですが、ポーターを味わうとき余りお勧めできない行為があります。そは「ビールを冷やすこと」「ゴクゴク飲むこと」なのです!!何故かというと、ポーターというのはアルコール度数が比較的高いビールであり芳醇で繊細な味がするものです。そのため、ぬるめの温度でちびちび味わうのが良いのです。勿論これは「こうしなくてはならない」ではなく「こうした方がいい」という話です。個人の好みで多少冷やしたりしたって僕はいいのでは、と考えています。

実体験として面白い話があります。それは数年前に僕がイギリスに住んでいた時にパブでポーターを頼んだ時のことです。店員さんがキンキンに冷えたポータービールの瓶を渡してきたのです。僕が「ポーターなんだしぬるめでいいのに(笑)」と店員さんに言ったらその店員さんがこう返答したのです。

「近頃の若い奴らはビールが冷えてないと文句言うんだよ(・ω・`)」

そのパブは多国籍な人が来るところだったので何とも言えませんが、どうもビールを冷やすというのが流行り始めてるみたいです。その店員さんはぬるめで飲んで欲しいのに、と愚痴ってましたが(笑)若者と中年の争いはどこの国でもあるのでしょうね。


さて、そんなポーターですが、僕のお勧めは何種類もありすぎて困っています(笑)ですが、ここはとりあえず二つ選んでみました。まず一つ目は「フラーズ ロンドンポーター」です!!

【イギリスビール】 フラーズ ロンドン ポーター 330ml

価格:410円
(2016/9/23 21:54時点)
感想(0件)




初めての方にはこれがポータービールを味わうのに一番いいのではないかと思います。冷やした時とぬるめの時の味の違いが比較的分かりやすいし、何より味わい豊かなので是非飲んでみてほしいです(*^_^*)

もう一つが「デイ オブ ザ デッド ポーター」です!!

【ドクロのビール!】 デイ オブ ザ デッド ポーター 330ml

価格:321円
(2016/9/23 22:03時点)
感想(0件)




なんと、ドクロの柄をしたビールΣ(゚д゚lll)かなりのインパクトがありますね!!しかし、このビールは米ビール専門誌『DRAFT MAGAZINE』にて、ビール・オブ・ザ・イヤー2013において最高得点を獲得したほどのものなのです。実は、メキシコにて古くから醸造されてきたクラフトビールなのです。このインパクト抜群のパッケージは、ラテンアメリカ諸国の伝統行事「死者の日」のシンボルをあしらったものだそうです。死者の日とは毎年11月1、2日に制定されているメキシコを中心とした祝日で、家族や友人が集い故人に想いを馳せ、語り合い祈りを捧げる日のことです。ゆっくり飲むポーターですし、ぴったりなのかもしれないですね。是非皆様も飲んでみてください(*^_^*)


というわけで本日は「ポーター」について書いてみました。次回はこの流れで「スタウト」について書いてみたいと思います。もしかしたら金魚草について「おぎゃああああ」と書いてるかもしれませんが(笑)

それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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