酒呑童子の右腕①
こんばんは、千尋です。最近はお酒に関する投稿が増えています。確かカクテルパーティと酒呑童子のことを書いたあたりからだったと思うのですが。しかし、同時に妖怪について書けていなかったという面もあります。そこで、今日は酒呑童子繋がりの妖怪であり、なおかつ酒が大好きだったと言われるとある妖怪について書きたいと思います。その妖怪とは・・・

茨木童子です!!
茨木童子について説明します。茨木童子は先に説明した酒呑童子の筆頭家来であったと言われる鬼です。酒呑童子とともに悪行の限りを尽くした、と言われています。酒呑童子は「とある有名な4人の武士」に討ち取られることになりますが、茨木童子はそのまま逃げて姿をくらましたという伝説があるようです。
ところで、「童子」というのは高僧に仕える人間のことだという説明はしました。酒呑童子の場合は大酒飲みだったことがその名の由来と言われていますが「茨木」という名の由来は2つあると言われています。そのうち僕が元々知っている説を今回のブログで書き、残る説は次回のブログで書きたいと思います。決してブログのネタを増やすためではありません。
「茨木」という名の由来は大阪府の茨木市で茨木童子が誕生したことが由来、という説が僕が元々知っていた説です。茨木童子は生まれたときにはすでに歯が生え揃い、生まれてすぐに歩き出して、母の顔を見て鋭い目つきで笑ったため母はショックで亡くなったそうです。父は鬼のような赤ん坊を忌み嫌い、隣の茨木村の九頭神の森近くにある床屋の前に捨て、以後茨木童子は子のいなかった床屋夫妻の子として育つことになります。当然、茨木童子は床屋の仕事を教えられることになります。
ところがある日、童子はかみそりで客の顔を傷つけてしまい、あわてて指で血をぬぐったものの、指をきれいにしようと血をなめるとその味が癖になってしまい、以後わざと客の顔を傷つけて血をすするようになってしまいます。床屋に怒られた童子は気落ちして近くの小川の橋にもたれてしょぼくれていたところ、水面に写る自分の顔がすっかり鬼になってしまっているのに気づき、床屋には帰らずに北の丹波の山に逃げ、やがて酒呑童子と出会い家来となった、というのが茨木童子についての説の一つの大まかな概要です。ちなみに、茨木童子がしょげていたという橋は「茨木童子貌見橋」と呼ばれていたが現存しないそうで、跡地に碑が立っているそうです。
ちなみにこの茨木童子は、酒呑童子と同じく話の題材にされることが多く、能や歌舞伎、現在でもゲームのキャラクターとして使われることが多いです。ここでは「Fate」と僕の好きな「妖怪百姫たん」の茨木童子の画像を貼っておきます。

可愛いしなかなか雰囲気がありますが、そのキャラクター設定は「Fate」好きな友人曰く「愛すべきヘタレ」らしいです(笑)
お次に「妖怪百姫たん」での茨木童子さんはこちら。

なかなか格好良く書かれています。その性格は「姐御肌の酒好きな元ヤン妖怪」という感じです(笑)ちなみに「床屋で育てられていたが、床屋のオヤジと喧嘩して家出した」設定になっています。これが僕が「茨木出生説」を最初に知った要因だったりします(笑)ゲームの主人公もよく茨木童子と一緒に酒を酌み交わしている(というか飲まされている)ことが多いです。何となく茨木童子=日本酒というイメージですので、前回の記事に引き続いて日本酒のオススメサイトのリンクを貼っておきますね(*^_^*)






さて、茨木童子は歌舞伎や能でもよく取り上げられる題材なのですが、それが原因でとある勘違いをしている人がかなり多いのです。次回の記事ではそれについても書いてみたいと思います。
それではここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
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茨木童子です!!
茨木童子について説明します。茨木童子は先に説明した酒呑童子の筆頭家来であったと言われる鬼です。酒呑童子とともに悪行の限りを尽くした、と言われています。酒呑童子は「とある有名な4人の武士」に討ち取られることになりますが、茨木童子はそのまま逃げて姿をくらましたという伝説があるようです。
ところで、「童子」というのは高僧に仕える人間のことだという説明はしました。酒呑童子の場合は大酒飲みだったことがその名の由来と言われていますが「茨木」という名の由来は2つあると言われています。そのうち僕が元々知っている説を今回のブログで書き、残る説は次回のブログで書きたいと思います。
「茨木」という名の由来は大阪府の茨木市で茨木童子が誕生したことが由来、という説が僕が元々知っていた説です。茨木童子は生まれたときにはすでに歯が生え揃い、生まれてすぐに歩き出して、母の顔を見て鋭い目つきで笑ったため母はショックで亡くなったそうです。父は鬼のような赤ん坊を忌み嫌い、隣の茨木村の九頭神の森近くにある床屋の前に捨て、以後茨木童子は子のいなかった床屋夫妻の子として育つことになります。当然、茨木童子は床屋の仕事を教えられることになります。
ところがある日、童子はかみそりで客の顔を傷つけてしまい、あわてて指で血をぬぐったものの、指をきれいにしようと血をなめるとその味が癖になってしまい、以後わざと客の顔を傷つけて血をすするようになってしまいます。床屋に怒られた童子は気落ちして近くの小川の橋にもたれてしょぼくれていたところ、水面に写る自分の顔がすっかり鬼になってしまっているのに気づき、床屋には帰らずに北の丹波の山に逃げ、やがて酒呑童子と出会い家来となった、というのが茨木童子についての説の一つの大まかな概要です。ちなみに、茨木童子がしょげていたという橋は「茨木童子貌見橋」と呼ばれていたが現存しないそうで、跡地に碑が立っているそうです。
ちなみにこの茨木童子は、酒呑童子と同じく話の題材にされることが多く、能や歌舞伎、現在でもゲームのキャラクターとして使われることが多いです。ここでは「Fate」と僕の好きな「妖怪百姫たん」の茨木童子の画像を貼っておきます。

可愛いしなかなか雰囲気がありますが、そのキャラクター設定は「Fate」好きな友人曰く「愛すべきヘタレ」らしいです(笑)
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なかなか格好良く書かれています。その性格は「姐御肌の酒好きな元ヤン妖怪」という感じです(笑)ちなみに「床屋で育てられていたが、床屋のオヤジと喧嘩して家出した」設定になっています。これが僕が「茨木出生説」を最初に知った要因だったりします(笑)ゲームの主人公もよく茨木童子と一緒に酒を酌み交わしている(というか飲まされている)ことが多いです。何となく茨木童子=日本酒というイメージですので、前回の記事に引き続いて日本酒のオススメサイトのリンクを貼っておきますね(*^_^*)



さて、茨木童子は歌舞伎や能でもよく取り上げられる題材なのですが、それが原因でとある勘違いをしている人がかなり多いのです。次回の記事ではそれについても書いてみたいと思います。
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